誰もが浮かんでも言わないことを。

「同窓生への劣等感は?」
「一向に消えることなくあります」
「上司からのイビリは?」
「毎日、毎日。回りも見てみぬフリです」
「フィリピーナとの恋は?」
「このハンカチ、返しに今度お店へ行ってみようかと」
「ふぅむ、間違いないね」
「先生、間違いないとは?」
「チョロウイルス*1だよ」
「何ですか、、、それ?」
「いやいや、今更知っても無駄ですよ」
「どうしてですか?」
「すぐに死ぬんだから」
「どういうことですか?治療法は無いんですか?」
「ないんですよ。残念ながら。じゃぁこれ、3番窓口に渡して待っててください」
「治療法も無いのに何の薬を受け取れってんですか?」
「あ、違う、違う。薬じゃなくて、長縄。長めに出しときますから」

*1:感染者はジャパゆきさんに裏切られて自殺する。症状が重いほど第一発見者の石橋保が良い顔をする。他の自殺者と同様に天国には行けず、かといって地獄にも行けずVシネ界を彷徨うことになるが未来永劫コーナーを持つことはできない言われている。唐突に最終回に再登場したりする。