確かにハッキリした。

「なんだよ、話って?」
「ねぇ、私たち付き合い始めてもう2年なんだよ」
「あぁ、そうだな」
「2人共そろそろイイ年だしさ、」
「うん」
「親もうるさいしさ、」
「ん?」
「ハッキリさせたいんだ」
「何を?」
「結婚する気があるのか、ってこと」
「・・・・」
「何とか言ってよ、女の子からこんな言うの辛いんだから」
「・・・そうだな」
「どうなの?貴方の気持ちが知りたいの」
「オレ、味噌汁大好きじゃん?」
「急に何?」
「いいから聞けよ。オレ、味噌汁大好きじゃん?だからさ・・・」
「だから?」
「オマエにはオレの味噌汁を作ってほしい」
「・・・コウヘイ君」
「毎日とは言わない。たまにでいいからさ」
「ううん!私毎日作るよ!」
「いや、毎日は困る。嫁が家を空けるときだけで良いんだ」