気付けば今日もマイペース。

去年の今頃のオレはまだ新人研修を受けていて、研修が終わって配属された頃にはもう秋の足音が聞こえ始めていたものだから最近ようやっと分かったのだが、この季節の会社というものは何故そこまでして業を背負おうとするのだと問い質したくなるほど自虐的に三十路女が肌を露出してフロアを闊歩している。

あぁ、もう辞めてくれ。真夜中に風呂から上がったら付けっぱなしにしていたテレビが砂嵐だったときぐらいに凹むだろうが。其れが12チャンネルだったときぐらい凹むだろうが。自分はテレ東に何を求めていたのだと狼狽するあの感じだ。そう。狼狽だ。ここまで其れしか無かろうという勢いで言葉が頭に浮かぶと言葉の意味など無関係にもはや気持ち良い。

つまり好きな人とのセックスが気持ち良いなんてのは嘘っぱちだ、ということだ。チンコはデカいに越したことはないし、マンコはよく締まる方が良いに決まっているのだ。画質はクリアに越したことはないし、モザイクは小さい方が良いに決まっているのだ。

藤原さん。アンタ、それでもまだ「モザイクの向こうに夢がある」って言うのかい?